来日講演(2025秋)

六年ぶり来日講演!近年来のパンデミックを鑑み、SNSではお伝えしきれないテーマに切り込みます。

主題

「ワクチノーシス」

古典に詳しい方はご存じでしょう『ワクチノーシス』とは前世紀の英国ホメオパス、ジェームス・コンプトン・バーネットが提唱した概念です。それまでも予防接種による後遺症は知られていましたが、それに病名を冠し、各症例について [Thuja  occidentalis/スーヤ] が有効に作用したことを発表したのがバーネットだったのです。

こうした医原病の発現には [淋病マヤズム] と関係が深いことを多くの先人が教えています。そして幅広い[抗淋病傾向]のレメディが役立つことが伝承されてきました。

同じきっかけでも、十人十色、人によって症状の顕現が異なるとき、その症状に合わせて適合レメディを導出します。例えば:

NBWS[Never Been Well Since/あのとき以来の不調]
  • ワクチン直後に「発熱」した
  • 下痢
  • 湿疹
  • 中耳炎
  • 腰痛
  • 慢性疲労
  • 黄疸
  • 痙攣
  • 麻痺

それぞれの場合に最も示唆されるレメディをご存じですか? 

 

DAY 1

「ポリクレスト」

「ポリクレスト」とは汎用性が高いレメディのことです。ホメオパシーの家庭用キットなどに入っている有名なレメディは、ほぼすべてポリクレストに分類されます。

今回、ワクチノーシスにまつわる基礎的な各症状と、ポリクレストの特色となる各症状を対比します。いわゆる「比較マテリアメディカ」です。本校の講師陣がもっとも得意とするのが、まさにこの分野であり、インド国内の治療家から極めて高い評価を得ています。

症状が「顕現する領域」

ホメオパシーにおいては現出した症状の個別性が何よりも重要なことは皆さん十分にご理解のことでしょう。同じ誘因でも人によって多様な症状が現れることはワクチノーシスなどの医原病に限りません。

  • 皮膚
  • 消化器
  • 呼吸器
  • 関節
  • 腎臓
最善を期すためには各症例において症状の領域に適合するレメディを導出することが必須です

レメディが「作用する領域」

それぞれのレメディが作用の領域、つまり独自の「得意分野」を持つことは周知のとおりです。例えば

  • [Nux vomica/ナックスボミカ]は消化器のレメディとして有名です
  • [Bryonia/ブライオニア]は呼吸器や関節のレメディとしてよく使われます
  • [Pulsatilla/ポサティラ]が下痢をするのは主に夜間です
  • [Kalium carbonicum/カリカーブ]の主要キーノートは「腰痛」「発汗」「虚弱」です。

例えば呼吸器において:

[喘息ぜんそく]の症状
  • Arsenicum/アーセニカム
  • Bryonia/ブライオニア
  • Hepar sulph./ヘパソーフ
  • Hypericum/ハイペリカム
  • Ipecac./イペカック
  • Kali carb./カリカーブ
  • Nat sulph./ナトソーフ

各レメディが有する明確な特長を説明できますか?

Book cover "Synoptic Memorizer Materia Medica"
講師 近著

DAY 2

「腎臓」

近年、慢性病の中でも腎臓を患う件数が増えているようです。その原因には諸説あり、ワクチノーシスもその一説として唱えられています。実際の原因はともかく、腎臓の機能低下が起きると健康は大きく損なわれます。また、現代主流となっている医学において腎臓病の治療薬は数多く実用化されているものの、残念なことに腎臓の損傷を直接回復させるための治療法はまだ発見されていないと言ってもいいでしょう。日本政府や国内の医師団体には決して応援されていないホメオパシーではありますが、そして腎臓の損傷がホメオパシーで回復できるなどとは決して主張するつもりも絶対ありませんが、少なくとも「医療を受けながら、もっと暮らしやすくなる」お手伝いをすることは可能です。我が国でまだ知られていないこの自然療法が、古典的作法に則った手法により、腎臓を患う多くの人々の「生活の質」を向上させていることは、講師のインド診療所の実際を見れば明らかです。

私たち日本のホメオパスにとって、いま必要なのは、再現性のある伝統的な手法を正しく理解し、自分でも使えるようになることだと世話人は考えます。受講する実務家の皆さんにとって「受講の翌日から使える」知識を習得する絶好の機会となることをお約束します。

 

DAY 3

「症例検討」

 

本校の「ホメオパス養成コース」のマテリアメディカにおいては主に [Polychrests/ポリクレスト=汎用性がある大きなレメディ]を教授し、また「実務家コース」においては[Lesser Known/小さなレメディ]を中心に教授しています。

この「症例検討」においては、その全ての知識および経験を余すところなく動員し、どの症状がどのようにどのレメディと適合するか、オルガノパシーが必要とされるときに何をどのような根拠で選択するか、古典に依拠するレメディ選択の道筋を開示します

都合の許す場合は(問診を希望する人が現れたら)、受講生の目の前に患者さんを招き、講師がその場で問診しながら(そして関連する症状の比較マテリアメディカを交えながら)処方を決め、その根拠を教授します。

もし都合がつかない場合は、講師による過去の症例を要点に沿って説明します。また質問も歓迎します。

スラム街クリニック見学

日程

  • 2025年10月31日 10AM-5PM
  • 2025年11月01日 10AM-5PM
  • 2025年11月02日 10AM-5PM

三日間連続 (単日の受講はできません)

約90分ごとに小休止または昼休みを設けます

参加方法

  • アレンカレッジ日本校 (横浜市内、定員12名、先着順)
  • オンライン参加
  • 後日、録画による視聴

当日の参加方法をお選びいただけます(現地/オンライン)

現地参加の定員に達した場合、キャンセル待ちを受付します

録画には視聴期限があります(三週間以上)

当日参加の皆様も同じ期間、録画で復習できます

受講料

早割7月31日まで 税込¥68,000

早割8月31日まで 税込¥72,000

10月30まで 税込¥76,000

横浜会場/オンライン/録画 いずれも同額

振込先
ゆうちょ銀行 
〇二九店 当座 87663 (記号番号 00220-9-87663)
S.バナジー博士来日セミナー実行委員会
 
入金を確認後、申し込み完了となります。
(入金48時間以内に世話人・森麗子よりメールで申込完了をお知らせします。万一連絡がない場合はお問い合わせください)

申込

来日講演のお申込は下記Googleフォームへご入力ください

https://forms.gle/i6ixF4ddj2fSRh128

  1.  上記フォームへ入力する
  2. 受講料を指定口座へ振り込む
  3. 受付完了メールを受信する
  4. 現地参加の場合、希望の座席を申告する
  5. オンラインの場合、会場への招待状を受信する
  6. 当日参加する
当日の持ち物

講義への参加に当たっては以下の書籍と文具をご用意ください

  1.  Hahnemann/ハーネマン著『オルガノン』第五版+第六版 対照版
  2. Boericke/ボリケ著『マテリアメディカ』
  3. Allen/アレン著『キーノート』
  4. 電話帳(臨床のヒントを五十音順で書き込むためのノート)
  5. スマートホン(同時通訳を聞くためのインターネット機器、イヤホンが必要)
  6. さらに、当日オンライン参加の場合はパソコンをご用意ください(講師の授業にオンライン参加するためのインターネット機器、大きめの画面をお勧めします)
 当日、約90分ごとに小休止または昼休みを設けます。会場では給湯設備が利用できます。お弁当をご持参ください