インド現地研修
次回の研修日程 – 2025 年 2 月 18日(火曜) – 2025 年 2 月 28 日(金曜)
1985年に始まったインド現地研修では、毎日生き生きとした講義やディスカッションが行われています。この現地研修の目玉は、古典的ホメオパシーの実践を間近に見学し、教科書や書籍、授業で習っていたことをありありと体感できることです。バナジー校長や他のホメオパス医師が自身の診療風景を公開することにより、確かな実績ある方法論が眼前で実演され、その処方の根拠が都度解説されます。既存の知識が深まり、自分の血肉となるばかりでなく、ホメオパシーの果てしない潜在性に気付かされることでしょう。期間中、参加者は百例以上の症例(ライブケース)を見学できることが保証されます。
- 2021年と翌2022年はコロナ禍のためやむなく中止となりましたが、それ以外ずっと毎年開催しています。
- 単刀直入、単純明快な古典ホメオパシーの方法論が学べます。
- 都市部や郊外、農村など広範な地域からたくさんの患者が訪れます。さまざまな病理が観察できます。
- 急性に対する処方スキルと同時に「比較マテリアメディカ」が頻繁に教授されます。
- 現場を体験し、知識を広め、自信を深めましょう。
- 怒涛の集中トレーニングにより百例を超える実例を見学します。
- 何割かの症例では病理が相当に進行している場合があります。それでもなおホメオパシーが役立つことを、とくに再診の場面で体感してください。
- 極めて実践的なマテリアメディカと、マヤズム分析に基づく「極めて短時間で診断する簡明処方」を学びます。
- 数百ページに及ぶ広範な講義ノートが配布されます。
- 理論と実践の間のギャップが埋まります。
- ホメオパシー学校の在学生に対してはケース見学証明書が発行可能です(80時間以上のCPDおよび診療時間証明)。
- インド製造のレメディを格安に購入できるチャンスでもあります。
ホメオパス第五世代を擁するバナジー家によって運営される本研修では、大体においてバナジー校長とその子息サプタルシ博士によってクリニック見学が主導されます。彼らの処方理論とマテリア メディカを実用的に理解する上での微妙なニュアンスを、眼前の病人を参考に生き生きと学ぶことができます。
参加資格
本研修は残念ながらまったくの初心者には適していません。ホメオパシー専門コースで学習中の人、卒業生、有資格者などを歓迎します。そしてもちろん、プロとして活動する実務家の皆さんにも非常に有意義な研修となることは間違いないでしょう。
プログラムの性質上、参加人数には制限があります。お申し込みはお早めに。
実施要項
- 言語: 教師から受講生に対し、英語を用います。
- 通訳: ご希望に応じ、日本語通訳を雇うことができます。
- プログラム期間: 10日間
- 日時: 月曜日から金曜日まで、原則として午前 9 時 30 分から午後 5 時まで。 オプションとして、週末に農村診療を見学できる場合があります。
- 受講料: 英国ポンド£900.00 GBP (授業日の昼食を含む)
- 校舎では、専属シェフによる昼食(ベンガル家庭料理)を提供します。また紅茶やコーヒーなどをセルフサービスで提供します。
- 現地までの旅費、現地での滞在費用(宿泊、移動、食事、飲水)などは各自で別途ご負担ください。
さらに詳しく知りたい方へ
インド亜大陸で、特に西ベンガル州で、文化として根付いたホメオパシーを体験しましょう。
処方の基礎となる概念はMTEKです。つまり、Miasmマヤズム、Totality全体像、Essenceエッセンス、Keynotesキーノート、各症例において必ずこれらを踏まえて最終判断を下します。
また、あまり知られていないが特定の状況で非常に有用なレメディを検討します。例えば気分の落ち込みや鬱病などにおいて Helonias, Tanacetum, Verbenaなど。他にもAmyl Nit., Epiphegus, Melilotus, Onosmodium, Usnea など。このようなオルガノパシーを併用することでアロパシーのような副作用の危険がなくなります。
- 研修期間中の50超の症例を日本語で視聴可能:英国ポンド£880.00 GBP