インド現地研修
次回の研修日程 – 2026 年 2 月
1985年に始まったインド現地研修では、毎日生き生きとした講義やディスカッションが行われています。この現地研修の目玉は、古典的ホメオパシーの実践を間近に見学し、教科書や書籍、授業で習っていたことをありありと体感できることです。バナジー校長や他のホメオパス医師が自身の診療風景を公開することにより、確かな実績ある方法論が眼前で実演され、その処方の根拠が都度解説されます。既存の知識が深まり、自分の血肉となるばかりでなく、ホメオパシーの果てしない潜在性に気付かされることでしょう。期間中、参加者は百例以上の症例（ライブケース）を見学できることが保証されます。
- 2021年と翌2022年はコロナ禍のためやむなく中止となりましたが、それ以外ずっと毎年開催しています。
- 単刀直入、単純明快な古典ホメオパシーの方法論が学べます。
- 都市部や郊外、農村など広範な地域からたくさんの患者が訪れます。さまざまな病理が観察できます。
- 各種の症状に対する手法と同時に、類似症状の「比較マテリアメディカ」が頻繁に教授されます。
- 現場を体験し、知識を広め、自信を深めましょう。
- 怒涛の集中トレーニングにより百例を超える実例を見学します。
- 病理が相当に進行している場合でもなおホメオパシーが役立つことを、とくに再診の場面で体感してください。
- 極めて実践的なマテリアメディカと、マヤズム分析に基づく「極めて短時間で診断する簡明処方」を学びます。
- 数百ページに及ぶ広範な講義ノートが配布されます。
- 理論と実践の間のギャップが埋まります。教科書の記述の、本当の意味が分かります。
- ホメオパシー学校の在学生に対してはケース見学証明書が発行可能です（80時間以上のCPDおよび診療時間証明）。
- インド製レメディを格安に購入できます。
ホメオパス第五世代を擁するバナジー家によって運営される本研修では、大体においてバナジー校長とその子息サプタルシ博士によってクリニック見学が主導されます。彼らの処方理論とマテリア メディカを実用的に理解する上での微妙なニュアンスを、眼前の病人を参考に生き生きと学ぶことができます。
参加資格
本研修は残念ながらまったくの初心者には適していません。実務家として活躍するプロの皆様の参加を歓迎します。ふだんの実務に直結する実利をお約束します。ホメオパシー専門コースで学習中の人、卒業生、有資格者などを歓迎します。誰にとっても非常に有意義な研修となることは間違いないでしょう。
プログラムの性質上、参加人数には制限があります。お申し込みはお早めに。
実施要項
- 言語: 教師から受講生に対し、英語を用います。
- 通訳: ご希望に応じ、日本語通訳を雇うことができます。
- プログラム期間: １０日間
- 日時: 月曜日から金曜日まで、原則として午前 9 時 30 分から午後 4 時30分まで。 オプションとして、週末に農村診療を見学できる場合があります。
- 受講料: 英国ポンド￡900.00 GBP （授業日の昼食を含む）
- 校舎では、専属シェフによる昼食（ベンガル家庭料理）を提供します。また紅茶やコーヒーなどをセルフサービスで提供します。
- 現地までの旅費、現地での滞在費用（宿泊、移動、食事、飲水）などは各自で別途ご負担ください。4
さらに詳しく知りたい方へ
インド亜大陸で、特に西ベンガル州で、文化として根付いたホメオパシーを体験しましょう。
処方の基礎となる概念はMTEKです。つまり、
- Miasm マヤズム
- Totality 全体像
- Essence エッセンス
- Keynotes キーノート
すべての症例において必ずこれらを踏まえて最終判断を下します。
また、あまり知られていないが特定の状況で非常に有用なレメディを検討します。例えば気分の落ち込みや鬱病などにおいて Helonias, Tanacetum, Verbenaなど。他にもAmyl Nit., Epiphegus, Melilotus, Onosmodium, Usnea など。このようなオルガノパシーを併用することでアロパシーのような副作用の危険がなくなります。
受講生の声
「バナジー父子と過ごした二週間は私にとって第一流のホメオパシー環境にどっぷりと浸かる体験でした。カルカッタは多くのホメオパシーの偉人を輩出した街でもあります。バナジー両氏はマテリアメディカの生ける百科事典であり、レパートリーを使うことがほとんどありません。それほどまでに知識の幅が広いのです。研修は驚くほど精緻に整得られ、時間に正確で、非常に清潔な環境、そして昼食には風通しの良い屋根付き屋上でベジタリアン食をいただきました。生身の患者さんを迎え、その多くは再診であり、顕著な改善または治癒が多く報告されました。星をつけるなら五つ星です⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️」
Dr. Karl Robinson, M.D (U.S.A); テキサス州; 米国, (2017)
「観察を深め、講師と対話することにより、実務家として生きる道が見えてきました」
「現地でのあらゆる瞬間を堪能しました。クリニック見学は興味深く、進んだ病理における処方、そしてレメディが息づいている様子を見ることができて有意義でした」
Donna Fox, 英国, (2009)
「何よりもまず私にとって驚きだったのは、一つのレメディを一回用いるだけというすごい手法、我らがグルの処方を体験したことです。本当に感動的な素晴らしい経験となりました」
Chan Yee Kam, マレーシア, (2008)
「アロパシー医師として私はホメオパシーの仕組みを明確には理解できていませんでした。しかし本研修に参加して集中的に学び、信じられないほどの広範な症例に触れたことで、私は驚嘆し、研ぎ澄まされました」
Dr. Olfat Ghoneim, (医師) 英国, (2007)
"Because of this course I am so excited that I want to get in touch with the "Homoeopaths without Frontiers" back home and see what they are all about and may be give them some ideas on working with under privilege people in Portugal. This course has bought me more confidence that Homoeopathy can work in all situations and varying degrees. I hope that this enthusiasm and confidence will make me a better Homoeopath".
Fatima Cercas, ポルトガル, (2007)
「カルカッタに来てホメオパシーという感動的なテーマをバナジー校長とジャネット先生と共に学ぶという決断をしたことは、私の人生において最良の選択でした」
Dr. Tag Sherif, (医師), 英国, (2007)
「この研修は間違いなく私のあらゆる期待を超えていました。とても多くを学び、マヤズムそしてマヤズム分析による処方についてよりよく理解できるようになりました。クリニック見学においてはもはやこの上なく有意義としか言えません。これほど多くの症例を多くの参加者と見学する機会が他にあるでしょうか。そしてカルカッタという街は私に、人間について、生きることについて、多くのことを教えてくれました。」
Jackie Lowater, オーストラリア, (2007)
「この経験で私は謙虚になりました。バナジー校長とジャネット先生の意欲と惜しげない姿勢に感謝します。この体験全体が今後の私の人生を、母として妻としてホメオパシー実務家として、再構成するきっかけになりました。クリニック見学をはじめとする教えは、イギリスで活躍していく上で私に大きな自信を与えました。というわけでこのような素晴らしい体験をくださったことに、大きな感謝をBAMI関係者の皆さんと、そして母なる大地インドへ、捧げます」
Samantha Egan, エセックス州, 英国 (2013)
「私の体験をマヤズムに即して述べます。疥癬マヤズム：基調やマヤズム診断に関する私の知識が不足していました。これを実践的な優れた方法で学びました。淋病マヤズム：過剰なほど多数の素晴らしい症例を見学しました。昼食も豪華でした。結核マヤズム：インド国内をたくさん旅行しダージリンの山脈を楽しみました。梅毒マヤズム：いま私たちは情熱に燃えています。慢性の疥癬的な不安定性は今後も付きまとうでしょう、私たちが実務をこなす上で必要であり、もっと学びたいという欲求があります。この体験を忘れがたいものにしてくださった皆さんに感謝します」
Debyser An, ベルギー (2015)
「これほどの短時間でたくさんの深い知識が得られたことに感銘を受けています。マヤズム処方や、特にマテリアメディカの講義は、素晴らしい、人生の節目となるような経験でした。参加して本当に良かったです」
David Chinedu, ナイジェリア (2017)
「クリニック見学は目からウロコの体験でした。たくさんの広範な症例を見学し、短時間で決定する診療方法を学びました。バナジー両氏はじめ医師は皆さん簡明にその博識を共有してくださいました。わかりやすく、シンプルで、しかも役立つ知識です。古典ホメオパシーの真骨頂です。素晴らしい機会をありがとうございました」
Ruth E. Amala, チェンナイ, インド (2017)
「この研修は、率直に申し上げて、すごいです！望んでいた以上の学びがありました。このような並外れた学びの機会を与えてくださったことに心から感謝を申し上げます。帰国後も引き続きたくさんの並外れた症例を見学し、学びの道を進み続けます」
Rupar Iyar, Los Gatos, 米国 (2017)
「この研修は最高です ... 素晴らしい体験でした ... インドの書店や薬局も素晴らしくまたお買い得でした」
Francis Treuherz, M.A., M.C.H., R.S. Hom. (ロンドン), 英国
「よく考え抜かれた構成、一流のプロとして磨き抜かれた授業。短期の研修としては世界で最高峰です」
Dr. Travis Herring, (米国医学博士) Orange City, 米国フロリダ州
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