本校について
アレン
カレッジとは
アレン カレッジ は古典に基づく実践的な ホメオパシーのコースを提供します。本校が基盤とする古典的ホメオパシー(Classical Homoeopathy) とは、ホメオパシーの開祖・ハーネマンが後代に伝えた教義を、そのまま、まっすぐ現代に伝えることを何よりも重視するものです。
インド西ベンガル州カルカッタ(現コルカタ)はホメオパシーの聖地と言われます。古来首都であった当地において、ホメオパシーの「教育」と「診療」という大きな使命を百年以上にわたって果たしてきた家系があります。その長い系譜を引き継ぐバナジー校長は、移住先の英国においても直ちにホメオパシー診療及び専門教育を開始しました。この教育部門がまさにアレンカレッジです。バナジー校長の教育においては実践が重視されます。「現場に出てこそ実践力が鍛えられる」というわけです。そして現場で実力を発揮するために必要な知識が教授されます。インドや英国で診療所を経営する現役ホメオパスが、すぐに役立つ専門知識を毎回惜しみなく教授します。生徒は溢れるばかりの知識を毎日少しずつ消化していきます。結局のところ、古典的ホメオパシーというのはハーネマンが提唱したとおりの単純明快な哲学に基づいています。自然の摂理に従った結果として表出した健康の回復という数々の実例を古典から、そして現場から、豊富な実例を通して理解していきます。
学習範囲はホメオパシー哲学、レメディ薬学、基礎的な医学知識、プロとしての心得(倫理観からビジネス感覚まで)などなど多岐にわたります。ホメオパシーのプロとして誰にも役立つ人材となるために。百余年の伝統に裏打ちされた強固な基盤を提供します。
ホメオパシーという大海原に漕ぎ出す情熱を、職業人として成功する秘訣を、私から受け取ってください
Dr Subrata K Banerjea – アレンカレッジ校長
代表者
Dr Subrata K Banerjea – 校長
博士そしてBHMS FFHom FHMA の称号を持つバナジー校長は 国際的に定評ある教師であり、特にマヤズム処方の権威と認められています。第四世代のバナジー博士として、初代、先々代、先代から伝わった叡智を守り、診療所を経営し、また母校の教授を務めつつ、1985 年を皮切りに世界中で講義を行ってきました。日本のホメオパシー界においては『マヤズム治療の大事典』の著者として知られています。定評ある教師であると同時に定評ある診療者でもあり、祖国インドや英国エセックス州において通年にわたって日々多くのクライアントと接しています。中でも西ベンガル州で経営する診療所においては国家の認定を受けた医師ホメオパスとして、日本人から見れば非常に驚異的な活動を日々継続しています。つまり、軽症から重症まで、頭から足先まで、どんな状態の患者さんも拒みません。さらには、ふつうの病院に行っても何もできない状態、あるいはどうしても快癒しない慢性病についても文字通り毎日たくさんの患者さんがバナジー校長を頼り、診療を受けます。そして多くの場合、彼らの期待は叶えられます。また、貧困者向けの慈善活動として、ごく低額な「10ルピー診療」も数十年続けています。バナジー校長はこの挑戦的な日常を楽しんでおり、教えを伝えるため世界中に旅することも楽しんでいます。
Janet Banerjea – 共同校長
ジャネットがホメオパシーの世界に飛び込んだのは1982 年、家族や友人がホメオパシーの助けを借りて健康を回復したことがきっかけでした。1991年にはホメオパシー有資格者として実務を開始し、1993 年から教育者として指導に当たっています。プロとして活躍しながら学びへの情熱はやむことなく、1992 年にコルカタで開催された本校アレンカレッジの研修プログラムに参加しました。この研修が人生においても職業人としても大きな転機となり、1998年にはアレンカレッジの設立に参画しました。